- 父親の笹生正和の職業は不動産賃貸業
- 小さい頃からコーチとして娘を指導している
- 母親のフィリッツイはあまり公の場には出ていない
- 5人兄弟の長女で妹が1人・弟が3人いる
- 兄がいるようだが異母兄弟かもしれない
笹生優花さんは山下美夢有さんや西郷真央さんたちと同じ新世紀世代として注目の女子プロゴルファーです。
アメリカのメジャー大会優勝者で、オリンピック選手にも選ばれているので日本を代表する選手といえるでしょう。
コーチとして小さい頃から厳しく指導してくれた父親を筆頭に、心温かなご家族に支えられてご活躍を続けています。
その声援を力に変えて今後も頑張ってほしいです。
そんな彼女の家族についてもう少し詳しくご紹介します!
父親「笹生正和」の職業は不動産賃貸業
笹生優花さんの父親の名前は「笹生正和」(さそうまさかず)さんといいます。
娘のコーチを務め、顔出しでインタビューなどにも応じているのでご存じの人も多いかもしれません。
2023年時点で年齢は63-65歳くらいで、元々の職業はJR職員でした。
その後、退職金を元手に千葉県で砂の運搬業を起ち上げたこともあるそうです。
そして、現在は東京都の下町で不動産賃貸業を営んでいます。
かなりアクティブで仕事的にも高収入だったはずなので、割と裕福なご家庭だったといえそうです。
ただ、ご本人はお金持ちじゃないとインタビューでお話されていました。
実際、世界一になりたいという愛娘の夢を叶えるため、お金がかかる日本ではなくフィリピンへ移住する決断をしています。
子供をプロゴルファーに育てるには5,000万円かかるといったお話があります。
クラブなどの道具だけでなく、日々の練習や試合の遠征費などでどんどんお金が飛んでいくでしょう。
そのため、理屈としては分かりますが移住を決断するのはすごいです。
かなり子供想いの人ということが分かります。
ちなみに、フィリピン人の奥さんとは1998年に友人夫婦を通じて出会ったとインタビューでお話されていました。
国際結婚は色々とハードルが高いと思いますが、はじめから気が合ってご結婚しています。
父親がきっかけでゴルフを始める
父親がゴルフに連れて行ってくれたことがきっかけで笹生優花さんはゴルフを始めています。
フィリピンで生まれた彼女は母親のフィリッツイさんが日本の教育の方がいいのではないかといったことをきっかけに日本の小学校に通うことになりました。
ただ、当時は日本語が上手く話せず、友達も上手く作れなかったようで、小学校から変えるとつまらなそうに家で過ごしていたそうです。
大人でさえ環境の変化に戸惑うはずなので、敏感な年頃の幼少期なら仕方ないことといえるかもしれません。
そんな姿を見た父親が色んなところへ連れていき、笹生優花さんがハマったのがゴルフでした。
そして、日課といえるほど通ううちに当時人気となっていた宮里藍選手に憧れ、プロゴルファーを目指すようになります。
彼女に憧れた人は多く、現在女子プロゴルファーとしてご活躍されている鈴木愛さんや西村優菜さんなども大きな影響を受けた選手として知られています。
そのため、笹生優花さんもそのうちの一人といえるでしょう。
父親は笹生優花のコーチ
父親は笹生優花さんのコーチとして小さい頃から厳しいトレーニングメニューを与えていました。
具体的にいうと小学校2年生の頃には午前5時に起床して、ランニングなどの体力づくりや野球のバットで素振りする筋トレなどをしています。
プロのアスリートの世界は厳しく簡単ではありません。
父親は何度も伝えたようですが娘の思いが変わらなかったため、親として出来る限りのことをしようと練習メニューを考えて教え始めました。
その内容は小学校2年生向けとは言えないほど過酷でしたが、子供想いの愛情の裏返しといえるでしょう。
そして、笹生優花さんは自分の夢のために父親が頑張っていることを理解して、文句を言わずにこなしています。
娘の本気を理解した父親は資金面の負担を考え、活動拠点をフィリピンに移しました。
また、練習時間を確保できるように小学校も通信制の学校を選んでします。
すべては娘のゴルフのためとはいえ、ここまで徹底的に出来る人は多くないはずです。
さらに、高校まで武道を習っていた経験から基礎と下半身の鍛錬の重要性を理解していた父親は、その後も徹底的なトレーニングメニューを与え続けました。
例えば、成長に合わせて回数を増やしていったスクワットは中学校に入学する頃には一日1200回ほどになったそうです。
怪我がないようにマッサージなども丁寧に行っていたとはいえ、大人でもぐったりしてしまいそうな内容ですね。
少なくとも私なら100回こなせる自信もないですし、翌日筋肉痛になる自信はあります。
そういった努力の結果、笹生優花さんは中学生で250ヤード越えのドライバーを武器に、同世代でも注目を集める選手へ成長しました。
挫折を経て深まる親子の絆
笹生優花さんは努力を惜しまず、父親が考えた厳しいトレーニングを積み重ねていきました。
そのままスター街道まっしぐら・・・となればよかったんですが、厳しいアスリートの世界は簡単ではありません。
年上の選手と対決した時に自信のあったドライバーも敵わず、大きな挫折を経験します。
誰しも一度は経験することだと思いますが、確かな努力で自信になっていた分、ショックも大きかったでしょう。
そして、立ち向かうには練習しかありませんでしたが、既に人一倍過酷な練習をさせていると分かっていた父親の心の方が折れかけました。
我が子のためとはいえ、つらいトレーニングに耐え忍ぶ姿を見守り続けるのは大きな負担になっていたようです。
一般人の私からすると想像するしかありませんが、それだけでもきつすぎます。
ただ、絶対にそんなことは思わないと言い切った笹生優花さんは練習で厳しくしても親を憎まないこと・嫌わないこと・娘として笑顔を忘れないことという「誓約書」にサインしました。
有名なエピソードで知っているファンも多いはずですが、親子の絆とプロアスリートの厳しさを実感するお話です。
その後、両足に2.5kgの重りを付けたり、10kgのウエイトベストを着てダッシュなどの練習メニューを考え、こなしていきました。
ボクシングや野球のノックを取り入れたりするなど、個性的で過酷なトレーニングはテレビなどでも取り上げられています。
漫画みたいな内容だと思ったら、実際に父親が大好きな漫画「柔道一直線」の影響もあるみたいです。
なお、2018年に公開された動画では親子で一緒にトレーニングする様子や、フィリピンの自宅をご紹介してくれました。(再生時間0:48~)
ハードすぎるトレーニングメニューに驚くとともに、素敵な自宅に見入ってしまいます。
フィリピンでは一般的なのかもしれませんが、やはりそれなりにお金持ちと考えてしまうほど立派です。
ちなみに、笹生優花さんは語学面でも努力を積み重ねています。
世界中を飛び回るうちにフィリピン語(タガログ語)や日本語だけでなく、英語・韓国語・タイ語の会話もマスターしたというから驚きです。
現在女子プロゴルファーとしてご活躍されている裏側には尋常ではない努力がありました。
そして、娘のために全身全霊をかけて取り組んできたご家族がいたということがよく分かります。
母親「フィリッツイ」はどんな人?
笹生優花さんの母親の名前は「フィリッツイ」(Fritzie)さんといいます。
2023年時点で年齢は43-45歳くらいで、両親の年齢は20歳も離れている年の差婚です。
日本とフィリピンの国際結婚というだけでも大変だったはずなので、昔は色々と苦労したのかもしれません。
そんな母親はインタビューなどにはほとんど応じておらず、メディアに顔出しもほとんどしていませんでした。
恐らく陰から見守るタイプなんだと思います。
また、コーチとして小さい頃から厳しく指導してきた父親に注目は集まりやすいみたいです。
今後もあまり公の場には出てこないと思いますが、何かきっかけがあればお話を聞いてみたいですね。
5人兄弟で妹1人と弟3人がいる
笹生優花さんは5人兄弟の長女で、妹が1人・弟が3人います。
名前や年齢など分かった範囲でまとめると下記の通りです。
兄弟姉妹 | 名前 | 年齢 |
---|---|---|
本人 | 笹生優花 | 22歳 |
妹 | 笹生ひろみ | 不明 |
弟 | 笹生誠哉 | 不明 |
弟 | 笹生龍聖 | 14-16歳くらい |
弟 | 笹生竜児 | 14-16歳くらい |
妹の名前は笹生ひろみさんというそうです。
「ひろみ」が漢字なのか平仮名なのかは分かりませんでした。
弟の名前は笹生誠哉(さそうせいや)さん、そして笹生龍聖さんと笹生竜児さんは双子です。
年齢など詳しいお話はあまり見つからなくて、メディアに顔出しもしていません。
ゴルフをやっているというお話も見当たらないので、どうやら姉とは違う道に進んでいるようです。
ただ、小さい頃に父親の笹生正和さんがゴルフ場へ兄弟姉妹全員連れて遊びに行った時、笹生優花さんより妹や弟の方が上手かったと振り返っていました。
そのため、兄弟たちもプロゴルファーを目指していたら凄いことになっていたかもしれません。
もちろんご本人たちの意向が一番大切なので、それぞれの選んだ道で伸び伸び成長してほしいです。
実は兄もいる?
笹生優花さんの兄として斉藤貴正さんという方が紹介されたことがあります。
具体的には2021年にチャリティートーナメントの賞金を病院へ寄付した時のセレモニーへ一緒に参加されていました。
どういった関係なのかはっきりしませんが、苗字が違うので異母兄弟なのかもしれません。
そう考えると、父親の笹生正和さんには離婚歴があるのかもしれませんね。
もしくは親しい間柄で兄と呼べる存在など、色んな可能性が考えられます。
ただ、ご本人たちからの詳しいお話は見当たらないので、そうかもなーくらいに考えておくのがちょうど良さそうです。
コメント
コメント一覧 (1件)
笹生優花さんの詳しいお話を知り改めて凄いなと思いました。
海外ゴルフのメジャーに優勝した日本選手は、樋口久子(昭和52年)、笹生優花(二度目)、渋野日向子(全英オープン)、松山英樹(マスターズ)の四人だけ。この内、笹生さんは2回目というのだから凄過ぎます。
過酷なトレーニングをこなして来た成果なのでしょうが、誰しもが出来る事では無い中身です。
これからも、結婚してからも、長く活躍して欲しいものです。