- 2024年11月3日にSNSで今シーズン限りのツアー撤退を表明
- 「引退」の二文字は使っていない
上田桃子さんは日本女子プロゴルフ界をけん引する人気選手の一人です。
輝かしい実績を数多く積み上げ、明るい性格からたくさんのファンだけでなく仲間や後輩たちにも幅広く慕われています。
そんな彼女のツアー撤退表明は寂しさを感じますが、来るべき日が来たといっていいかもしれません。
ただ、「引退」の二文字はなく、あえて使っていないとインタビューでも話していました。
そこら辺のお話についてもう少し詳しくご紹介します。
ありがとうの感謝とお疲れさまでしたの慰労を伝えたい!
上田桃子が2024年シーズン限りのツアー撤退を表明
上田桃子さんがツアー撤退を表明した時のSNS投稿がこちら。
1,000文字近くの長文で、ありがとうから始まるメッセージには溢れるくらいの感謝と後悔のない前向きな決断という気持ちが伝わってきます。
「引退」の二文字はなし
遂に上田桃子さんもかーと寂しさを感じつつ、「引退」の二文字が使われていないことに気付きました。
たまたまなのか、意図してなのかは最初判断できませんでしたが、疑問はその後のインタビュー&質疑応答で解消されます。
具体的にはプロになった時から一生プロゴルファーと思っていること、今はないけど将来また戻りたい持ちになるかもしれないので「引退」という言葉は使わない方がいいと考えて避けたことを伝えてくれました。
確かにSNSでも足を止めてみようと書いていて、各種メディアでもツアー撤退や活動休止宣言という表現です。
それに、振り返ってみると同世代の宮里藍さんは「引退」でしたが、諸見里しのぶさんは「ツアー撤退」でした。
意味合いとしては近いですが、中身は全然別物です。
そのため、上田桃子さんも将来の可能性として選択肢を残したといっていいかもしれません。
1986年生まれで年齢は38歳、勢いのある若い世代から続々とスター性のある選手が生まれている女子プロゴルフ界では体力的にきつい場面は多いでしょう。
ただ、1985年生まれで一つ年上の横峯さくらさんだけでなく、1976年生まれの不動裕理さんや1977生まれの大山志保さんなどレギュラーツアーの試合に出場しているベテラン選手も確かにいます。
また、イベントなどでプレーする機会はあるでしょうし、もう少し年を重ねれば45歳以上の女子プロゴルファーを対象にしたレジェンズツアーにも参戦可能です。
どうなるかはまだまだ分かりませんが、今後もプレーは見られそうなので楽しみにしています。
輝かしい実績と今後の可能性
上田桃子さんは9歳からゴルフを始めて2005年のプロテストに一発合格、2007年には賞金女王に輝きました。
2008年からはアメリカツアーに挑戦して、2014年から日本ツアーに専念しています。
2021年に会社員の一般男性とご結婚されてからも現役生活を続け、ツアー撤退を表明するまでに通算17勝!
生涯獲得賞金は10億円以上という大活躍っぷりです。
日本女子プロゴルフ界を代表する人気選手の一人で、Instagramのフォロワー数14万人以上はたくさんのファンから愛されている証明といえるかもしれません。
女子プロ仲間を始め仲のいい人も多くて、SNS投稿からは幅広い交友関係が伺えます。
そして、後輩たちから憧れの選手として名前を挙げられることも多いです。
例えば竹田麗央さん、吉田優利さん、大里桃子さん、川﨑春花さん、脇元華さんなどなど大きな影響を与えてくれています。
応援してくれるスポンサーも多くて、所属先のZOZOを始めニコン、不二家、パーリーゲイツ、マスターバニー、キャロウェイ、ランドローバー、大正製薬などなど大手企業ばかりです。
そんな彼女のツアー撤退後は様々な可能性が考えられます。
指導者として後輩たちを導いたり、主催者側として大会を企画したり、解説者やリポーターといった道もあるでしょう。
スポンサー企業の広告塔としてモデルのように活動したり、テレビ出演などを主軸にタレントのように活動するのもいいかもしれません。
まだ具体的なプランは明言されていませんが、旅行はしたいと話していたのでゆっくり過ごしながら考えてほしいです。
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