- 父親の須藤憲一は東京大学出身の元教授で現在の職業はゴルフ場職員
- 母親の須藤みゆきは元フィギュアスケート選手で現在はピアニスト
- 兄の須藤桃太郎はゴルフをやっていたが既に辞めている
- 弟の須藤文殊はゴルフをやっていない様子
- 実家は群馬県太田市にある
ジュニアゴルフの世界4大メジャーで史上初のグランドスラムを達成して「天才少女」と呼ばれる須藤弥勒さん。
ずば抜けた実力はもちろん個性的で明るく人懐っこいキャラクターでも有名かもしれません。
そして、特に熱心にサポートしてくれる父親を中心に心温かな家族の全面バックアップぶりも凄まじいです。
私の中のイメージでいうとちょっと古い気もしますが、卓球の福原愛さんの小さい頃+ゴルフバージョンのイメージを持っています。
今後、女子プロゴルフ界の中心でご活躍してくれる逸材です。
そんな彼女の家族についてもう少し詳しくご紹介します。
須藤弥勒の父親「須藤憲一」
須藤弥勒さんの父親の名前は「須藤憲一」さんといいます。
1973年9月26日生まれなので2023年時点の年齢は50歳です。
インタビューなどによく応じていて顔出しもしているためご存じの人は多いかもしれません。
子供に何かスポーツを始めさせたいと考えていた父親は最初、須藤弥勒さんの兄にゴルフを教えていました。
そして、須藤弥勒さんが一歳半の頃に気まぐれでクラブを握らせてみたそうです。
まさかそこで人生が一変するなんて思わなかったでしょうね。
一球目から空振りをしないでしっかり打てたことにものすごい才能を感じて、それからは時間もお金も投資を惜しまず指導を続けています。
具体的には競技経験がなくゴルフの素人だったため1,000冊以上のレッスン本を読破!
約8,000万円をかけて自宅隣に660坪の広さの練習場を作ったり、1,000万円する高価なスイング分析機器を導入したりしました。
そのままゴルフスクールを営業できそうな勢いです。
もちろん練習にも付き添い、長い時は1日10時間にも及ぶ厳しい指導を行っています。
また、女子プロゴルファー横峯さくらさんを育て上げた父親の横峯良郎さんなど実績のある指導者にコーチを依頼することもありました。
子供の才能を伸ばすためとはいえ、ここまでできる人はなかなかいないでしょう。
厳しすぎるスパルタ指導は一般人からすると「おかしい」と心配されることもあるようです。
一部はテレビやインタビューなどでも公表していて、私もスイング中に近くで大声を出して集中力を養うトレーニングを見た時は驚きました。
ただ、須藤弥勒さんは自分のためを思って愛情深く指導してくれる父親の気持ちをしっかり理解しています。
それに、ジュニアゴルフの世界4大メジャーで史上初のグランドスラム達成という確かな実績も残しました。
そのため、親子仲はかなり良好で、おかしいといわれることもあるスパルタ指導は間違っていなかったといえるかもしれません。
東大で宗教を学んだ元教授
須藤弥勒さんの父親「須藤憲一」さんは東京大学出身の元教授です。
そもそも新潟県で28代続く浄土真宗大谷派の家に生まれ、小さい頃から宗教が身近にある生活を送っています。
そして、東京大学の大学院まで進み、人文社会研究科の宗教学宗教学史専攻の博士課程を修了して仏教の研究職に就きました。
オーストラリアやミャンマ ーなどでも学位を取得していて、須藤弥勒さんの指導に専念する前は教授にまで出世しています。
ペーペーの研究職の場合は年収300~400万円くらいで、一般企業の新入社員とそこまで変わりません。
ただ、東大の教授となれば年収1,000万円以上のお金持ちといえます。
その道に進んでいる人から見れば目標となる憧れの職業といえるかもしれません。
子供のためとはいえ、簡単には手放しづらい仕事といっていいでしょう。
それに、研究職というと安定的でちょっとお固めな職業の印象もありますが、父親の須藤憲一さんはかなりフットワークの軽い人のようです。
須藤弥勒さんの才能に気付くと仕事をやめて、子供のために時間やお金を使うようになります。
後悔は全然なくて、子供の側で夢を応援できる今が幸せとインタビューに応えていました。
なお、須藤弥勒さんの「弥勒」(みろく)という名前は父親が研究していた仏教に関連した弥勒菩薩(みろくぼさつ)が由来なんだそうです。
唯一無二の存在になってほしいという願いが込められていて、その通りの選手に成長中といえるでしょう。
現在の職業はゴルフ場職員
須藤弥勒さんの父親「須藤憲一」さんの現在の職業はゴルフ場職員です。
具体的には茨城県常陸大宮市にあるゴルフ5カントリーサニーフィールドに勤務しています。
地図でいうと下記の場所です。
東大の教授としての仕事を辞めてから、須藤弥勒さんの母親の実家が経営する縫製会社の役員を務めた時期もあるようです。
その後、ゴルフの指導を行う上で一番都合のいい職業に就いたといっていいでしょう。
平均年収は300~400万円くらいといわれていて、教授時代や会社役員時代の収入と比べると低そうです。
ただ、経済的な収入よりも須藤弥勒さんの夢に協力できる環境を優先したんだと思います。
それに、多数のスポンサーがついているためお金の心配はあまりないはずです。
そのため、今後も子供の成長を支える父親として指導に専念してほしいと思います。
須藤弥勒の母親「須藤みゆき」
須藤弥勒さんの母親の名前は「須藤みゆき」さんといいます。
2023年時点の年齢は52歳くらいです。
インタビューなどに顔出しで応じていますし、インスタにもたびたび登場しています。
下記の投稿でいうと真ん中に映っている女性が母親です。
母親は元フィギュアスケート選手で全国大会11位に輝いたことがあります。
素晴らしい成績で、須藤弥勒さんの運動方面は母親譲りといえるかもしれません。
ただ、ご本人としては納得できなくて競技を辞めてしまったそうです。
そして、おばあちゃんになっても楽しめるとしてピアニストを目指しました。
それから練習漬けの日々を過ごして音大を卒業、現在もピアニストとして活動しています。
なお、実家が縫製会社を経営しているのでかなりお金持ちの裕福なご家庭で育ったようです。
ゴルフも上手いのかなーと思っていましたが、実は経験がありませんでした。
でも、子供たちのために何かできないかと考え、ピアニストながら包丁を握って料理で食事のサポートをすると決めています。
実際、スポーツフードマイスター・茶道(表千家)教授師範・花道(草月流)師範・書道教授師範の資格を取ったというから驚きです。
父親だけでなく母親も子供想いで愛情深く、献身的にサポートしてくれていることがよく分かります。
ちなみに、韓国人という噂や整形したという噂などがあるようですが、根も葉もないデマのようです。
50歳以上とは思えないくらい若々しく、須藤弥勒さんとよく似た顔つきの母親だと思います。
須藤弥勒の兄弟はどんな人?
須藤弥勒さんには兄と弟が一人ずついます。
名前や年齢をまとめると下記の通りで、彼女自身は三人兄弟の二番目で長女になります。
年が近く喧嘩も多いみたいですが、とても仲良しです。
兄 | 須藤桃太郎 | 13歳くらい |
本人 | 須藤弥勒 | 12歳 |
弟 | 須藤文殊 | 8歳くらい |
兄の須藤桃太郎さんはゴルフをやっていましたが父親のスパルタ指導に耐え切れず辞めています。
そのため、スパルタ指導を乗り越えて結果を出している妹を純粋に尊敬していました。
弟の須藤文殊(すとうもんじゅ)さんはゴルフをやっているか分かりませんでしたが、恐らくプレーしていないようです。
そもそも須藤家の方針が子供の個性や長所を伸ばす方向性のようなので、無理強いなどはしないんだと思います。
ちなみに、特徴的な「桃太郎」「弥勒」「文殊」という名前は全て仏教の研究職をしていた父親が名付けています。
インパクトがあるので一度聞いたらすぐに覚えられそうです。
須藤弥勒の実家は群馬県太田市
須藤弥勒の実家は群馬県太田市にあります。
詳しい住所まではさすがに公表されていませんが、地図でいうと下記の辺りです。
ただ、自宅横に練習場を作っているため近所の人からすると有名かもしれません。
なお、週3~4日は自宅を離れ、練習拠点の茨城県常陸大宮市にあるゴルフ場「ゴルフ5カントリーサニーフィールド」近くの別宅でゴルフ漬けの日々を送るそうです。
そして、一日の練習時間は6~10時間とか、一日で2,000球打つなど努力の日々の積み重ねが偉業に繋がっています。
学校については一応、地元の学校に在籍していますが週の半分くらいしか登校していません。
ただ、勉強自体は東大卒で四か国語を話せるという父親から教わり、成績自体はかなり優秀みたいです。
習い事もたくさんやっていて、ピアノは北関東ピアノコンクールで銀賞に輝いたことがあります。
何から何まですごいなーと思うエピソードばかりで、今後も彼女のご活躍から目が離せそうにありません。
コメント