アメリカの女子ゴルフツアーに参戦中の日本人選手は14人

女子プロゴルフ界で世界最高峰の海外ツアーといえばアメリカの「LPGAツアー」です。

選手たちにとって憧れといっていい大舞台で、出場を夢見て練習を積み重ねている人もたくさんいます。

ただ、出場資格を得るのはかなり難しく、誰でも挑戦できるわけではありません。

世界中のプロゴルファーの中でも確かな実力を持つ一握りだけが参戦できる厳しい世界といっていいでしょう。

そんな大舞台に近年はたくさんの日本人選手たちが参戦していて、素晴らしいプレーを魅せてくれています。

国内のゴルフファンにとっては誇りといっていいかもしれない彼女たちについて、一挙にご紹介しましょう。

編集部三号

人気・実力ともにトップレベルの選手ばかりでご活躍が楽しみです!

目次

アメリカの女子ゴルフツアーに参戦中の日本人選手は14人

アメリカの女子ゴルフツアーに参戦中の日本人選手は14人います。(2025年度シーズン)

  • 古江彩佳
  • 西郷真央
  • 笹生優花
  • 畑岡奈紗
  • 渋野日向子
  • 西村優菜
  • 勝みなみ
  • 竹田麗央(NEW!)
  • 山下美夢有(NEW!)
  • 岩井千怜(NEW!)
  • 岩井明愛(NEW!)
  • 吉田優利
  • 馬場咲希(NEW!)
  • 稲見萌寧

2024年度シーズンは9人だったので一気に5人も増えています。

ちょっと前までは数人くらいだったと思うので、ここ数年のうちに飛躍的に増えている印象です。

それだけ日本人選手のレベルが高くなっている証明ともいえるのでファンとしては嬉しい限りでしょう。

LPGAツアー出場条件と日本人該当者

LPGAツアーには30くらいの国と地域から160人くらいが出場しますが、誰でも参戦できるわけではありません。

2025年度シーズンは15のカテゴリーに分かれた出場条件のうちいずれかを満たし、出場資格を獲得している必要があります。

そこで今回は各出場条件と日本人該当者を整理して分かりやすくまとめました。

複数に該当する選手もいますが、上位のカテゴリーが優先して適用されるので下位のカテゴリーでは名前をグレーで塗りつぶしています。

出場カテゴリー該当者
(1)前年の年間ポイントレース上位80位古江彩佳
西郷真央
笹生優花
畑岡奈紗
渋野日向子
西村優菜
勝みなみ
(2)生涯獲得賞金上位20位
(3)過去5シーズンのメジャー優勝者笹生優花
古江彩佳
(4)過去2シーズンおよび当該シーズン(25年)のツアー優勝者
(5)複数回優勝者(過去3シーズンで年間2勝以上)
(6)同一シーズン3勝(過去4シーズンで年間3勝以上)
(7)過去1シーズンおよび当該シーズンにおける非ツアーメンバーの優勝者竹田麗央
(8)当該シーズンの第1回リシャッフル後のポイントレース上位80位
(9)前年の下部エプソンツアーポイントレース上位10位タイまで
(10)前年の獲得ポイント数が40位以上に相当する非ツアーメンバー(プロ)
(11)前年の年間ポイントレース81位から100位
(12)生涯獲得賞金上位40位
(13)カテゴリー14以下の選手で行われる第1回リシャッフル後のランキング
(14)Qシリーズ・最終予選会上位25位タイまで山下美夢有
岩井千怜
岩井明愛
吉田優利
馬場咲希
(15)前年の年間ポイントレース101位から125位、下部エプソンツアーポイントレース11位から15位吉田優利
稲見萌寧

筆者注目の日本人選手

今シーズンのアメリカツアーで筆者が特に注目している日本人選手は新規参戦メンバーの竹田麗央さん、山下美夢有さん、岩井明愛さん、岩井千怜さんの4人です。

まずは2024年度の日本女子プロゴルフツアーの顔といっていいほど大活躍した竹田麗央さん。

ワンシーズンで一気に8勝を挙げ、唯一の年間獲得賞金2億円越えという圧倒的な大差で賞金女王に輝きました。

そのうちの1勝がLPGAツアー主催のTOTOジャパンクラシックで、2025年度シーズンの出場権に繋がっています。

実力十分であることは証明したといっていいでしょう。

その上、日本人選手として誰よりも勢いがある状態なので新天地でもご活躍に期待大です。

次に、圧倒的といっていいくらいの強さで2022・2023年度の二年連続賞金女王という輝かしい実績を残した山下美夢有さん。

高い実力を抜群の安定感で発揮し続けることができるので、アメリカでもご活躍してくれる可能性が一番高いと感じています。

順当にプレー出来れば、古江彩佳さんのように常に上位にいるような選手として頑張ってくれそうです。

後は双子姉妹として有名な岩井明愛さんと岩井千怜さん。

仲良しな二人は競い合うように日本国内でトップレベルの成績を残し続けてきました。

そして今回も同タイミングでアメリカツアー挑戦権を獲得しています。

環境がガラッと変わる海外でも協力し合いながら、一番のライバルとして高め合える存在がいるのは大きな支えになるはずです。

今まで通り切磋琢磨しながら上を目指せるように応援しています。

もちろん今回ご紹介できなかった選手たちも日本トップレベルの女子プロゴルファーばかりです。

そのため、今年のLPGAツアーも楽しくなることは間違いありません。

体調や怪我に気を付けながら、最後まで頑張って戦い抜けるように応援していきましょう。

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