【女子ゴルフ】プロテスト2024注目選手

2024年の日本女子ゴルフのプロテストは7月から各地区で開催され、1次予選には合計で600名くらいが出場しました。

才能あふれる選手たちが集まる中、渋野日向子さんの妹・渋野暉璃子さんやゴルフ女子として人気の越雲みなみさんなどが脱落しています。

2次予選では現役女子プロゴルファーの妹として有名な臼井蘭世さん、神谷ももさん、脇元桜さん、セキ・ユウリさんなども脱落しました。

そして、10月29日～11月1日に開催される最終予選で残った約100名の命運が決まります。

未来のスター選手たちのプロ生活第一歩として、結果を楽しみにしているファンは多そうです。

ただ、皆さん素晴らしい実力を持つ選手ばかりで、誰に注目するべきか迷ってしまうかもしれません。

そこで今回は一つの参考として、私の注目している選手についてご紹介しましょう。

【女子ゴルフ】プロテスト注目選手

日本女子ゴルフのプロテストは約600名が受験して、最終成績の上位20位までしか合格できません。

そのため、単純計算だと合格率はたったの3％という厳しさです。

最難関資格として有名な司法書士が3.5％くらいなので、同じくらいの難しさといえば分かりやすいかもしれません。

それほどトップアスリートとして、華やかなプロの舞台に立つのは簡単ではないといっていいでしょう。

そんな高いハードルに挑む2024年度最終予選の出場者のうち、私が最も注目している選手は都玲華さんです。

多数のスポンサーがついていて、出場したプロの試合でもご活躍しています。

つまり、アマチュアながら既に人気・実力ともにプロレベルといっていい選手です。

次に注目しているのは確かな実力を持ちながらプロテスト合格に後一歩届いていない印象の飯島早織さん・六車日那乃さん・山口すず夏さん。

これまで悔しい思いをしてきた分、今年こそはと気合も入っているでしょう。

いつも通りにプレーすることが一番難しいのですが、既に十分な実力が身についているはずの選手たちなので、無事に突破してほしいです。

そして、マイナビネクストヒロインツアーなどでご活躍している青木香奈子さんや久世夏乃香さんの合格を心待ちにしているファンも多い気がします。

また、女子初の男子ツアープレーヤーになった寺西飛香留さんも見逃せません。

試合経験や慣れの面では他の出場者たちよりも一歩リードしているといっていいはずです。

積み上げてきた実績を確かな自信に変え、合格をつかみ取ってほしいと願っています。

後はアマチュア時代に素晴らしい成績を残している選手たちのご活躍も楽しみです。

例えば日本ジュニア優勝経験がある中村心さんや荒木優奈さん、日本女子学生ゴルフ優勝の神谷桃歌さん、日本女子アマ制覇の寺岡沙弥香さんなどがいます。

勝ちきったという経験はアスリートとして何よりも得難い自信になっているはずです。

最終予選まで進んだ実力者たちなので同じような実績を持つライバルも多いかもしれません。

ただ、その中でも自分自身を信じて最後までプレーを貫き通すことが大切になる気がします。

プロになってからの1年を通じたプレースタイルにも関わってくるので、気後れせずに全力を尽くしてほしいです。

最後になりましたが、姉が現役女子プロゴルファーでご本人も確かな実力を持つ立浦琴奈さんや吉田鈴さんにも期待しています。

自慢の姉を持って誇らしい気持ちも大きいはずですが、プレッシャーに感じたこともあったはずです。

また、同じゴルファーとしていちいち比較されて嫌な気持ちになった日もあったかもしれません。

でも、気を許せる身内にプロ選手がいるという環境は大きなアドバンテージといえるので、上手く生かして頑張ってほしいです。

特に贔屓といわれてしまうかもしれませんが、私の最推し選手である吉田優利さんの妹・吉田鈴さんは応援しています。

プロとアマで同じ試合に出場したことはありますが、プロ姉妹としてご活躍する日を心待ちにしていました。

きっと同じ気持ちのファンも多いはずなので、今回のチャンスをしっかりつかみ取ってほしいです。

注目選手の結果はどうだった？

私が注目した選手13人のうち9人が合格！おめでとうございます！

• 寺岡沙弥香：1位-10
• 都玲華：2位T-8
• 荒木優奈：4位T-6
• 神谷桃歌：4位T-6
• 中村心：7位T-2
• 山口すず夏：14位T+1
• 青木香奈子：19位T+4
• 吉田鈴：19位T+4
• 六車日那乃：19位T+4

逆に27位T+5で僅か一打届かなかった飯島早織さん、34位T+6で二打足りなかった久世夏乃香さんを始め、77位T+16だった寺西飛香留さん、3日目で脱落してしまった立浦琴奈さんは残念ながら不合格になりました。

みなさん4日間、プロテスト自体でいうと一年お疲れさまでした。

いい結果も悔しい結果も素直に受け止め、新たなスタートを切ってほしいです。

口でいうほど簡単な事ではないですが、輝かしいご活躍を祈っています。