- プロとして凄すぎたスタートダッシュ時と比べて引退が囁かれている様子
- 松山英樹などニュースターの誕生の影響もありそう
- 早期引退した宮里藍の前例も影響しているかも
- 現在も日本トップレベルの選手としてご活躍中
石川遼さんは人気・実力ともに日本ゴルフ界をけん引するトップレベルの男子プロゴルファーです。
ファンから引退が囁かれることもありますが、まだまだ現役バリバリで素晴らしいプレーを魅せてくれています。
むしろ私からすると闘争心・向上心に溢れていて、更なるご活躍に期待が高まっているくらいです。
ハニカミ王子と呼ばれたかわいい高校生時代を知っているファンからすれば、大人になった現在の姿は成長したなーと感慨深くなるかもしれません。
今後も人気のベテラン選手として、若手選手たちのお手本になるようなご活躍を魅せてほしいです。
そんな彼の引退の噂や現在についてもう少し詳しくご紹介します。
石川遼の引退が囁かれる3つの理由
石川遼さんの引退説は根強く囁かれ続けています。
なぜなのか冷静になって理由をまとめてみると下記の3つに集約できるようです。
- スタートダッシュが凄すぎた
- ニュースターの誕生
- 宮里藍選手の前例
スタートダッシュが凄すぎた
石川遼さんはプロとしてスタートダッシュが凄すぎたため、現在のご活躍が少し霞んで見えてしまうようです。
実際にアマチュアからプロとなった高校生時代の記録を簡単にまとめると下記の通りです。
そのご活躍から当時はハニカミ王子のニックネームで親しまれ、石川フィーバーと呼ばれるほどの大人気になりました。
- 2007年の高校生の頃にアマチュアとしてツアー初出場&優勝
- 日本のプロゴルフ史上最年少&アマチュア史上2人目&世界最年少記録でギネス登録(15歳245日)
- 2008年に16歳3か月24日の史上最年少でプロ転向&シード選手となる
- パナソニック・ANA・トヨタ・コカコーラ・NTTドコモなどとスポンサー契約終結
- ヨネックスとは5年間総額10億円の用具総合使用契約
- 2008年の獲得賞金1億円越え(史上最年少記録)で賞金ランキング5位
- 2009年に特別招待枠でプロゴルファー史上最年少としてマスターズ・トーナメント出場
- 全英オープンにも日本人選手最年少で初出場
- 2009年の年間獲得賞金額1億8352万4051円で賞金王獲得(最年少記録18歳80日)
繰り返しますが、ここまでが高校生時代のお話です。
内容が濃すぎて「史上最年少記録」を何個も打ち立てまくっています。
その後も勢いはすさまじく、2012年には史上最年少でツアー10勝を達成!
ただ、2013年からアメリカツアーに挑戦し始めると、なかなかいい成績を残せなくなりました。
世界のレベルは想像以上に高かったといえるかもしれません。
2017年には腰痛から長期離脱も経験して、2018年からは日本ツアーに本格復帰しています。
そういった背景から早熟ゴルファーと呼ばれたり、引退が囁かれるようになったようです。
ニュースターの誕生
男子プロゴルフ界にどんどんニュースターが誕生してきたため、石川遼さんのご活躍が霞んできているようです。
中島啓太さんや蟬川泰果さんなど何人か名前が出てきますが、その中でもやはり松山英樹さんのご活躍は大きかったかもしれません。
石川遼さんと同じ年齢で、2013年にプロ転向していきなりの4勝!史上初のルーキーイヤーで賞金王獲得!
2014年からアメリカツアーを主戦場としていて、2021年にアジア人・日本勢初となるマスターズ優勝を達成しています!
日本を代表する男子プロゴルファーの一人といっていいでしょう。
そういった存在が出てきて石川遼さんのご活躍が目立たなくなった結果、引退を囁かれるようになったかもしれません。
宮里藍選手の前例
女子プロゴルファーとして大活躍しながら32歳という若さで現役引退した宮里藍さんの前例が、石川遼さんにも影響しているかもしれません。
彼女は2003年にプロ転向して、史上初の高校生プロゴルファーとなりました。
兄の宮里聖志さん・宮里優作さんもプロゴルファーだったため「宮里3兄妹」と呼ばれてたくさんのファンから愛されています。
実力も素晴らしく2004年にはツアー5勝を挙げ、年間獲得賞金額1億円を突破して賞金ランキング2位にランクイン!
2005年には史上最年少となる20歳3か月でツアー通算10勝を達成しています。
2006年からはアメリカツアーを主戦場として、不振に苦しんだ時期もありましたが2009年にアメリカツアー初優勝!
2010年に世界ランキング1位に輝きました!
年齢でいうと25歳の頃の話で、当時の「藍ちゃん」人気は凄まじいものがありましたね。
ただ、2012年の優勝を最後に勝利からは遠ざかり、2017年にプロゴルファーを引退しています。
理由はモチベーションの維持が難しくなったからとお話されていて、当時まだ32歳という若さだったので多くのファンが驚きを隠せませんでした。
彼女と同じく石川遼さんも高校生でプロとなり、一気にスターダムを駆け上ったことなど共通点がいくつか見受けられます。
そのため、早期引退の決断をしてもおかしくないと思われているかもしれません。
石川遼は現在も日本トップレベル
石川遼さんは現在も引退する必要がないほど日本トップレベルの選手としてご活躍しています。
具体的に直近の成績をご紹介すると下記の通りです。(2023年7月29日時点)
年度 | 獲得賞金 | ランキング |
---|---|---|
2019 | ¥132,812,990 | 3位 |
2020-21 | ¥55,311,607 | 18位 |
2022 | ¥76,949,337 | 10位 |
2023 | ¥23,674,983 | 10位 |
国内ツアーのレベルも高く、無敵といえるほどの強さはないかもしれませんが素晴らしい成績です。
2019年にはツアー史上最年少の28歳82日で生涯獲得賞金10億円を突破しています。
また、何よりも石川遼さん自身のモチベーションがプロとしてとても高いといえるでしょう。
実際、現在も目の前の試合に集中しつつ、世界最高峰のツアーを目標にチャンスがあるなら高いレベルへ挑戦したいと話していました。
力強い言葉が溢れていて、ファンの応援する手にも力が入ります。
そのため、引退なんてまだまだ先のお話になりそうです。
ちなみに、昔のハニカミ王子がそのまま青年として成長したような、爽やかで凛々しくかっこいい大人の男性に成長しました。
一時期、髪を伸ばしたり髭を生やしていたスタイルもかっこよかったですが、私の中では現在のスタイルが一番しっくりきます。
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